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委員長挨拶

 日本小児科医連盟は平成19年4月1日、日本小児科医会会員の皆さまのご賛同を得た後、総務大臣宛てに設立届を提出して発足いたしました。

 日本小児科医連盟は、わが国の子どもたちが安全に健やかに育つためのより良い社会環境作りを目指して設立されました。

 最近のわが国の政治情勢はますます混迷の色を深くしております。国民が政治に期待している目標とは大きくかけ離れた結果となっております。

 子どもたちの生活環境改善を目指す日本小児科医会にとっても、目標達成のためには政治的な力を持つことが必要とされてきましたが、本当に信頼できる政治家にお会いすることができなかったここ数年でありました。

 これからは、地区の小児科医会会員の皆さまのご援助を得て、地域の政治的な力を結集して中央の政治的運動に役立てたいと願っております。このため、北海道・東北、関東、近畿・中部、中国・四国・九州の4つのブロックに分け、各ブロック毎で国会議員を含めた政治集会を行い、これを出発点として国への発言の場を確保したいと考えております。

 日本小児科医会の最終目標は、長年に亘り 検討してまいりました「小児保健法」制定であります。この法律は、わが国の子どもたちが全て平等に保健・医療・福祉に対する国の恩恵を十分に受けることが可能となる内容であります。具体的には、子どもの権利条約を守り、子育てと仕事が両立できる社会環境作り、全ての予防接種の無料化、貧困家庭の解消、待機児童の解消などであり、これらの問題を総合的に議論でき、縦割り行政の弊害をなくした「子ども家庭省」の創設であります。

 4年前に、保科前会長のご努力で「小児保健法」が国会で具体的に審議される機会を得ることができました。しかし、突然の政変で我々の希望は叶えられませんでした。 再度、日本医師会のご支援を得ながら、「小児保健法」制定のために日本小児科医連盟は、国に対して政治的な行動を起さねばなりません。

 子ども達が健やかに生活できる社会環境を作ることは、我々小児科医の使命でもあります。 「小児保健法」制定のために、皆さまのご支援をいただきたくお願い申し上げます。

日本小児科医連盟委員長
松平隆光

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